FXにおける通貨ペアの単位「ピプス(pips)
FXトレードを行う上で通貨ペアの価格変動を表す単位「ピプス(pips)」は非常に重要な概念です。
ピプスとは通貨ペアの最小の価格変動単位を表す指標でFXトレーダーにとって必須の知識となります。
今回はピプスの意味や特徴について詳しく解説していきます。
ピプスの意味
まずはピプスの基本的な意味からお伝えします。
ピプスとは通貨ペアの価格変動の最小単位を表す指標です。
例えばEUR/USDの場合、1ピプスは0.0001の変動を表します。
つまりEUR/USDが1.2345から1.2346に変動したときは1ピプスの変動ということになります。
このようにピプスは通貨ペアの最小の価格変動を示す単位なのです。
通貨ペアによって1ピプスの値段が異なるのは、各通貨の最小呈示単位の違いによるものです。
EUR/USDは0.0001、USD/JPYは0.01といった具合です。
1pipsの定義
通貨ペア 外為どっとコム A社 ドル/円 0.001円(0.1銭) 0.01円(1銭) ユーロ/円 0.001円(0.1銭) 0.01円(1銭) ポンド/円 0.001円(0.1銭) 0.01円(1銭) ユーロ/ドル 0.00001ドル 0.0001ドル ポンド/ドル 0.00001ドル 0.0001ドル ドル/トルコリラ 0.0001トルコリラ 0.001トルコリラ ユーロ/ポンド 0.00001ポンド 0.0001ポンド
簡単にいうと
上記のような表を覚える必要はなく、mt4チャートやバイナリー取引所に出ている数字の一番小さい単位が1動いたら1ピプスと考えれば良いです。
例えばUSDJPYが152.661であれば0.001の位が152.662になったら1ピプス動いた、152.651になったら10ピプス動いた、
EURUSDが1.08468であれば0.00001の位が1.08469になったら1ピプス動いた、1.08458になったら10ピプス動いた、と言えるわけです。